建物調査(劣化診断調査)

建物調査とは、「安全」「安心」「快適」かつ「効率的」に建物を長期間維持することを目的として、建物や設備機器などの現状を調査し、その結果を評価・判定して将来の影響を予測するとともに必要な対策を立案することを言います。
私たちの体にたとえると、定期的に健康診断を受けて、体の不具合を早期に発見し、症状が悪化しないうちに治療を行なうという非常に大切なことです。

屋上工作物 ドレーン部 サッシ 目地部 屋上防水 パラペット 外壁塗装 外壁モルタル 外壁タイル 玄関扉 廊下・バルコニー 外構 階段 庇

屋上工作物
架台ひび割れ・鉄部のサビ

ドレーン部の劣化
植物およびゴミによる目詰まり

サッシの状況
アルミサッシの点サビおよび枠まわりのシールのひび割れなど

目地部の損傷状況
ひび割れ・浮き等

屋上 防水層の破断損傷状況
表面のひび割れ・ふくれ等

パラペット 笠木や立上りの損傷状況
モルタル笠木の割れ・鉄鋼板笠木のサビ等

外壁塗装の劣化状況
付着力およびチョーキング等

外壁モルタルの劣化状況
付着力およびチョーキング等

外壁タイルの劣化状況
タイルの浮き・ひび割れ・剥離等

玄関扉仕上げの劣化状況
チョーキングおよび仕上げシートの剥離

廊下・バルコニー・床 塩ビシート防水
接合部のシール・ひび割れ・シートの剥離

外構 駐車場・エントランス仕上材の劣化
アスファルトの不陸・床タイルの剥離等

階段 手スリおよび各部の劣化状況
手スリの設置状況・踏面のひび割れ・剥離等


防水・塗装の劣化

ひび割れ深さ調査(非破壊調査)

超音波法は、コンクリート表面に設置した発振子からコンクリート内部に20kHz以上の超音波(弾性波)を発生させ、ひび割れの先端を回折して受振子に到達するまでの伝播時間を測定する方法で、伝播時間を距離に換算することによりひび割れ深さを推定することが可能です。

塗膜・タイル引張試験(微破壊試験)

塗膜・タイル・モルタル等の仕上材の接着力を確認します。

コンクリートコア採取によるコンクリート圧縮強度試験
(微破壊調査)

コアボーリングマシンによりコンクリート構造物よりコアを採取し、採取したコア試料の圧縮強度試験・中性化深さ測定・気泡間隔係数計測・塩化物イオン濃度測定等の試験を行います。

コンクリート圧縮強度試験(非破壊調査)

テストハンマーによる試験方法とは、コンクリート表面をハンマーで打撃し、返ってきた衝撃の反射の強さ(反発度)からコンクリートの強度を求めるものです。

コンクリート中性化試験(微破壊調査)

鉄筋コンクリート造りは、コンクリートの特性である強アルカリ性によって、腐食しないように保護されています。しかしコンクリートの中性化が外部より内部へ進行すると防錆機能が失われ、鉄筋を腐食させ構造物の劣化につながります。このことからコンクリートの中性化深さは、鉄筋コンクリート構造物の耐久性を評価する一つの指標として用いられています。

電磁波探査調査(非破壊調査)

電磁波をアンテナからコンクリート内部に向けて放射すると、鉄筋の境界面で反射されます。その電磁波の伝達時間からかぶり厚さを測定しコンクリート表面上でアンテナを移動することで鉄筋の位置を検知します。

コンクリートハツリ調査(微破壊調査)

コンクリート内部の鉄筋状況(鉄筋腐食度・鉄筋径・被り厚さ)などを調べます。